「あたごのまつ 限定純米吟醸おりがらみ」新酒ならではのフレッシュ感とスッとした喉越しが楽しめる日本酒

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 今の時期だけ楽しめる「新酒」。

そんな新酒の中でも、キリっとした喉越しが楽しめるお酒「あたごのまつ 限定純米吟醸おりがらみ」のご紹介です。

お酒について

「あたごのまつ」は先日紹介しました「飛龍」を醸している新澤酒造さんが醸すお酒。

これは、しぼりたて新米の第1号のお酒です。

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しぼりたてのお酒は、細かくなったお米や酵母などの固形物がまだ残っています。

そのカスのようなものを「おりがらみ」と言います。

通常はさらに濾過したり、タンクなどに移して沈殿させたりしますが、あえてその「おり」を加えて出荷したものになります。

酵母が入ってるということで、微発泡になったり、お米の旨みがより入ってくるんですね。

ということで、ほかのお酒と並べてみても、ちょっと濁っているのがよく分かるかと思います。

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この酒蔵さんの特徴としては、やはり「辛口の食中酒向きのお酒」ということ。

それが、まだフレッシュな新酒でも同じ。

おりが入ると、わりとまったりとした感じになる場合もあるのですが、それが全くなく、喉越しも爽やか。

一口含むと新酒のフレッシュさを感じますが、酸味は控え目。

「え?これ新酒?」と思ってしまうほど。

乾杯の最初の一杯にも、食中酒としても、色々な所で活躍してくれそうなお酒です。

ワイングラスで飲んでもいいかもしれません。

合わせる肴は

菜の花のおひたし

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春を感じる一品を。

山菜や菜の花などの苦味をすっと流してくれます。

チャンジャ

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辛さと鱈のシンプルな味とが楽しめるチャンジャ。

こちらもすっとした喉越しとよく合います。

本日のまとめ

おりがらみの「ちょっと甘みがあってもっさり感がある」という概念ががらりと変わったお酒。

フレッシュさと喉越しとが楽しめるお酒ですよ。

そうそう、瓶の中でおりが沈殿しているので、飲むときはよく振って飲んでくださいね。

限定販売品です

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長羅ある

モバイルサイトデザイナー&唎酒師。 日本酒好きが嵩じて、2016年2月に唎酒師の資格を取ってしまいました。 美味しい日本酒、グルメ、スイーツ、国内旅行、音楽(T.M.Revolution)を中心に、日常にちょっとでも潤いを与えられたら・・・という思いで書き綴ります。
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