伊豆旅行記。
下田を離れ、堂ヶ島へと向かいました。
ここでどうしても遊覧船に乗りたかったんです。
西伊豆・堂ヶ島の「洞くつめぐり遊覧船」のご紹介です。
堂ヶ島について
伊豆下田駅からは、バスで1時間。
修善寺からもバスが出ており、こちらは約1時間半かかります。
西伊豆町にある、伊豆屈指の景勝地である堂ヶ島。
リアス式海岸となっており、凝灰岩からできる断崖や、洞窟などが特徴だそうです。
スポットについて
ということで、伊豆下田駅前からバスで揺られること1時間。
バス停を降りると、すぐそばに、遊覧船の案内所がありますので、そこでチケットを買います。
チケットは、遊覧船乗り場の方でも購入可能。
こちらのクルーズ船は、何種類かあるのですが、一番手軽で、本数も多いのが今回紹介する「洞くつめぐり」のコース。
遊覧船といっても、狭い洞窟に入るので、こんな小型のボートになります。
安全のため、デッキに出る際は救命胴衣を必ず身につけなくてはなりません。
が、やっぱりここが一番の人気の場所で、人がたくさんだったため、今回は船内に乗りました。
クルーズスタート。
堂ヶ島の景勝の特徴になっている断崖。
マリンスポーツなどでも有名だそうです。
この時は、まだ時間が早かったのですが、夕陽も見所の一つ。
堂ヶ島は温泉も有名で、海沿いにいくつもホテルがありますので、ちょうど日の入りの時間に合わせて海に出て、ゆっくり泊まってみるのもいいかもしれませんね。
船は三四郎島といわれる、伝兵衛島・中ノ島・沖ノ瀬島・高島を通り過ぎていきます。
見る方向によって、3つにも4つにも見られることからこの名前がついたそう。
海の干満の差により陸と地続きになる「トンボロ現象」が起きるそうで、こちらも見所。
そして、この洞窟めぐりクルーズの最大の名所、「天窓洞」に船は進みます。
岩肌ギリギリ。
「天窓洞」はその名の通り、洞窟の上に穴があり、そこから差し込む光によって、海の色が変わるんだそうです。
そして、その天窓洞の中心部がこちら!
神秘的な光景。
ここは日本?と一瞬考えてしまいます。
水面は、綺麗なエメラルドグリーン。
不思議な感じです。
上を見上げると空。
日光の様子によって、毎日風景が変わるそうです。
そういう風に聞くと、何度でも来たくなってしまいますね。
実際はもうこれ以上に美しいんです!
これは是非見て体験してほしいです。
天窓洞を出て、帰路へ。
わずか20分ほどのクルーズでしたが、本当に素敵な風景に巡り会えました。
これよりも時間の長いクルーズもあるので、時間がある人には是非そちらがオススメです。
本日のまとめ
幻想的で、神秘的な空間が広がる「天窓洞」に行ける、プチクルーズ。
日本の「青の洞窟」、是非体感してみてはいかがでしょうか。
おまけのお話
帰り道。
堂ヶ島のバス停からバスに乗ったのは、私一人だけでした。
運転手さんが「観光ですか?」と話しかけてくれました。
私が「そうなんですよ〜」と答えると、嬉しそうに「ここは何もないですが、景色だけはいいところなんで、また来てくださいね」と言ってくれました。
そして、バスの窓から、海の写真を撮っていたら、「もう少し先が景色がいいんですよ」と言ってくれ、「ここから見る夕陽は綺麗なんです」と速度を落として運転してくれました。
夕陽の時間には早かったので、残念ながら夕陽は見れませんでしたが、心遣いに感謝。
ちなみに「ガリレオ」の映画版のロケ地だったということで、堂ヶ島の人たちがエキストラで出たのだ、とか、あの堤防付近で撮影していたんだ、と教えてくれました。
人が乗ってくる、しばしの間、運転手さんとの会話も楽しめた一時でした。
これも旅の醍醐味ですね。
スポット詳細
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