「井上清吉商店」で酒蔵見学 その2 実際に酒造りの現場を生で感じられた貴重な体験をしました[スポット・宇都宮旅行記5]

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「井上清吉商店」で酒蔵見学の様子その2。

 

その1はこちら

ではいよいよ、実際に酒造りをされている現場の様子です。

 

蔵内の様子

いよいよ蔵内へ。

この向こうでお酒が造られているんです。

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タンクや様々な道具が並ぶ蔵内。

高い天井で、ひんやりとします。

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お米は、ネットに入れられ、きちんと分量が測ってあります。

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ここから洗米やらお水に浸したりをするわけですが、その日の温度や湿度などに応じて、お水の分量や浸ける時間なども変動させます。

細かなデータがノートに記されていました。

 

こちらが蒸し器。

ちょっと分かりづらいですが、後ろの黒いのがお湯が入っている釜です。

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こちらを、あの釜の上に乗せてお米を蒸しあげます。

 

2階部分にあるのが、麹室。

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なんと!

麹室の中も見学させてくれるというのです。

 

麹室はお酒の味を決める、大事な工程。

温度や湿度の管理が重要な工程で、通常一般人は入ることがない部分です。

(前回行った蔵元さんでも麹室は見れなかったので・・・)

 

きちんと消毒してから中に入ります。

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下の階で精米、蒸し上がったお米に、麹菌を振りかけて「麹」を造る工程。

全体に綺麗に麹菌がまわるように、板状になってます。

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通常は麹菌が繁殖しやすいように、湿度や温度が高めのようなのですが、こちらは乾燥も送風機が回っていて、涼しい感じ。

なので、こちらの麹は、わりとサラサラとした麹でした。

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「触って食べてもいいですよ〜」ということでしたので、一掴み。

本当にサラサラしていて、びっくりです。

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味は普通の蒸した米の味でした(笑)

芯が残っていてやや硬かったですが…。

 

ちなみに蒸米にかける、麹菌がこちら。

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これを通常は、ふるいで振りかけたりするんですが、こちらの蔵ではオリジナルの道具を使ってました。

今では、色んな蔵でパクられているとか…(笑)

 

酵母のアンプルも見せていただきました。

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 こちらが、先ほどの麹と酵母、水を発酵させて、酒母を作るタンク。

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こちらの酒母からこの大きなタンクでお酒を醸していきます。

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もちろん、タンクの中も覗かせていただきましたー。

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この状態がいわゆる「もろみ」というもの。

 

タンク内のもろみを混ぜる棒もこんなに長い!!

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発酵が終わったもろみは、こちらの機械で搾られます。

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そして、火入れや瓶詰めなどの工程を経て、一旦貯蔵庫へ。

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見上げる限りお酒です。

ちなみに手前にちょこっと写ってますが、人の頭のはるか上まで積んでありました。

 

蔵見学の後は

蔵見学の後は、もちろんお楽しみの試飲へ。

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写真には撮り損ねていますが、10種類くらいが冷蔵庫に入っていて、飲み放題という太っ腹(笑)

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もちろん大吟醸も!

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蔵で実際に造られている様子を目にしてからのお酒は、また格別ですよね。

 

本日のまとめ

普段見られない蔵内。

さらに、本来ならばなかなか見ることができない、麹室という貴重な場所も見せていただき、びっくりしました。

蔵独自の技術を惜しげもなく披露されていて、いろいろな蔵元さんも見学に訪れているとのこと。

本当に貴重な体験ができました。

 

蔵見学の方は、ちょっとルールが変わるようですが、無料開放などのイベントも行われるということなので、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

スポット詳細

 

 

 

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長羅ある

モバイルサイトデザイナー&唎酒師。 日本酒好きが嵩じて、2016年2月に唎酒師の資格を取ってしまいました。 美味しい日本酒、グルメ、スイーツ、国内旅行、音楽(T.M.Revolution)を中心に、日常にちょっとでも潤いを与えられたら・・・という思いで書き綴ります。
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