高崎に住む友人に会いに、ぶらりと旅に日帰り旅をしてきました。
高崎といえば、高崎城。
お城自体はありませんが、一部の櫓や城門が残っているということで、「高崎城址」に行ってきました。
高崎城について
高崎城は井伊直政によって築城された、3層からなるお城だったとのこと。
徳川家康の家臣で「徳川四天王」の1人として有名な武将ですね。
その後、徳川家康が関ヶ原の戦いで勝利したのちに、直政は近江の国「佐和山城主」と任命されます。
が、ここには石田三成がいたため、近くの彦根にお城を築城してます。
このお城こそ、あのゆるキャラで有名な彦根城だったりします。
井伊家の後は、城主が目まぐるしく変わり、時代は明治へ。
明治6年、廃城令が発令され、建物のほとんどは取り壊せれてしまったとのことです。
高崎城址周辺の様子
JR高崎駅から歩いて10分ほど。
こちらが高崎城址周辺の案内図。
周りにはきちんとお堀や土塁が残っています。
お堀沿いや、この公園内には、ソメイヨシノが300本以上植えられていて、県内有数のお花見スポットとか。
高崎城東門と乾櫓
乾櫓
現存する乾櫓は、三の丸があった場所に移築され、群馬県の重要指定文化財となっています。
乾櫓の石碑。
石碑の目の前にある階段を上がると乾櫓が見えます。
外はフェンスで囲われていて、中には入れないのは残念。
乾櫓の由来もきちんと看板が。
反対側からみると、復元された石垣の上に鎮座。
当時のような感じなのでしょうか。
東門
こちらも、乾櫓の移築から6年後に、移築されたもの。
現在は高崎市の重要指定文化財に成っています。
やはり風格が全然違います。
ちなみに、乾櫓のすぐ横なので一緒に写真を撮れます。
石垣
乾櫓と東門のすぐ側をには、石垣があります。
こちらは、現存する本物の石垣。
この石碑の側はすぐ道路という、なんとも不思議な感じでした。
本日のまとめ
街のど真ん中にある広い公園と史跡スポットが混在する、ちょっと面白い場所でした。
同時期に行った、宇都宮城址公園のように、現代の市民の方々の生活と密着している場所なんですよね。
乾櫓のあるこの一角だけ、不思議な空気が漂っていた、そんなスポットでした。
スポット詳細
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