函館旅行記。
函館から2時間かけて江差までやってきたのは、もちろん、今回の旅のテーマである「土方歳三の足跡を追う」に関するものがここにあるから。
ということで、その土方歳三スポットの一つ「土方歳三嘆きの松」と言われる松の木です。
「開陽丸」について
江差は、旧幕府軍が北海道に上陸した時に、函館・松前とともに落とした街。
軍艦をここに配備しています。
その軍艦の中でも主力艦となっていたのが「開陽丸」という戦艦。
もともとは江戸幕府が対外国目的にオランダより購入した戦艦でした。
それが函館戦争に投入されるのですが、残念ながらこの開陽丸、一度も出撃することないのです。
江差沖で暴風雪にあい、座礁、そして沈没してしまうのです。
スポットについて
「中歌町」バス停から徒歩5分ほどの、小高い丘にそのスポットはあります。
沈没した「開陽丸」の様子を、榎本武揚とともに見ていた土方歳三は、それを嘆き、叩いたたとされる松の木があります。
その後、松の木には瘤ができ曲がっていき、江差の人々はこの松を土方歳三 嘆きの松」というようになったそうです。
その松がこれ。
見事な曲がり具合!!
現在この松は、旧檜山奉行所、現在は江差町郷土資料館になっている、美しい洋館の前に立っています。
もちろん、資料館なので中を見ることも可能。
大人300円/小中高100円ですので、お時間があれば中も是非。
ここからは現在も江差の海を見下ろすことができます。
この日も大雨・・・ではありませんが、今にも雪が降りそうな天気。
冷たい強風が吹きすさんでいて、波が大変高い状態でした。
ここから土方さんたちも海を見ていたのかなぁと、ぼんやりと考えながら、海を見下ろしました。
本日のまとめ
あくまでも伝説でありながら、今日まで伝えられる「土方歳三 嘆きの松」。
真偽のほどは確かではありませんが、こうして残るものもあるのですね。
ちょっと感慨深いスポットでした。
スポット詳細
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長羅ある
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