京都旅行記その3。
前回の記事はこちら
京都伏見の名所といえばここ。
あの坂本龍馬が愛用していた旅籠「寺田屋」さんのご紹介です。
寺田屋について
かの坂本龍馬が京都逗留時に愛用していた旅籠といえば「寺田屋」。
1866年に寺田屋に逗留していた坂本龍馬が、伏見奉行所の幕府役人に襲撃された「寺田屋事件」の舞台となった場所です。
奥様のおりょうさんが、お風呂に入っていた時に外に藩士たちが揃っていることに気づき、ほぼハダカの状態で龍馬に知らせたことで有名ですね。
・・・といっても、実は戊辰戦争の折に、寺田屋の建物は消失。
現在あるのは、実はその当時の建物を復元したものなのです。
寺田屋の様子
桃山御陵前駅から歩いて15分ほどの所にあるのが寺田屋。
目の前は結構な交通量の通りです。
ちなみに、旅籠とあるように、今でもちゃんと宿泊することもできます。
そのため見学時間は朝の10:00〜15:40までの間なのですね。
復元とはいえ、幕末~明治超初期の古い建物ではありますので、風情があります。
中に入ると早速龍馬がお出迎えを。
入館料は大人400円、中・高・大学生300円、小学生200円。
靴を脱いで2階へと上がります。
2階にはいくつか部屋があります。
こちらが龍馬が愛用していたという「梅の間(の再現)」。
部屋の中には龍馬愛用のピストル(のレプリカ)があったりします。
また襲撃事件の際に付けられたとされる弾痕(の復元)とか、刀傷(の復元)などもあります。
すでにツルツルになってましたが・・・(笑)
一階に降りると、おりょうさんで有名なお風呂(の復元)があります。
こちらは入り口にある階段とは逆の階段。
おりょうさんが登ったとされる階段(の復元)です。
こちらは当時の寺田屋の女将さんの書簡。
ちなみに寺田屋といえばもう一つ「寺田屋騒動」。
薩摩藩急進派と薩摩藩尊皇派の藩士同士の争った事件ですが、この部屋はその寺田屋騒動があった場所とのこと。
建物から外に出ると、小さな庭園があり、龍馬像があります。
後ろの石碑は「寺田屋騒動」の「薩藩九烈士遺跡表」。
ちなみにこの庭園が、当時の寺田屋の建物があった場所ということが、石碑に書かれているそうです。
なので、この庭園の方には「史跡 寺田屋」の碑。
こちらが正真正銘の「寺田屋跡地」。
先ほどの寺田屋の建物を見てから、これを見ると、なんだかちょっと不思議な気分だったりしますね(笑)
本日のまとめ
龍馬ファンならば一度は訪れたいスポットの一つ「寺田屋」。
ファンでなくても、幕末志士の写真や手紙などが数多く並んだり、当時の建物の雰囲気を垣間見られるのは、ちょっと面白いかと。
色々賛否はあるようですが、伏見観光の折には、是非寄ってみてはいかがでしょうか。
スポット詳細
京都旅行記はこちらから
伏見「御香宮神社」伏見の七名水の一つが湧く 豊臣家、徳川家や戊辰戦争にも深く関わった歴史ある神社[2016年3月京都旅行記1]
京都伏見「伏見奉行所跡」鳥羽伏見の戦いで幕府軍が本陣を構えた場所[京都旅行記2]
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長羅ある
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