京都旅行記。2日目は京都市内を観光します。
京都といえば、広大な土地を誇る「京都御所」とその庭園「京都御苑」。
いうまでもなく、天皇が現在の皇居に移られる前に、歴代の天皇のお住まいになられていた場所です。
広大な敷地を持つスポットですが、順番に名所をご紹介していきますね。
歴史の教科書でも出てくる「禁門の変」の戦場となった「京都御苑 蛤御門」からスタートです。
禁門の変って?
時は幕末。
1864年、将軍徳川家茂が京都をはなれ、江戸へと帰ります。
それを機に、倒幕派の長州藩は、「御所に火を放ち、天皇を長州に連れて行く」という計画を図ります。
その計画を阻止したのが、こちらも有名な「池田屋事件」。
その計画を潰された長州藩が、京都市内へ進軍。
そして、その中でも、蛤御門を守っていた、会津・桑名藩の兵と衝突したのが、後に「禁門の変」とされる戦いです。
ちなみに、幕府軍は薩摩藩の援軍もあり、長州藩を退けています。
現在の蛤御門の様子
蛤御門は、京都御苑のちょうど真ん中あたりに位置します。
しかし、この御門、明治に入ってから移築されているとのことで、禁門の変があった時には、現在より30mほど東にあったとか。
石碑もあります。
門には木札があるので、こうして、京都御苑の周りの門を見て回るのも面白いです。
ちなみに、現在9箇所に外門があります。
蛤御門の由来が書かれている看板。
そして、なによりも、当時より現存するこの門には、禁門の変の時の弾痕を見ることができるんです。
それも目の前のかなり低い位置に。
幕末の歴史を目の当たりにできるスポットの一つです。
本日のまとめ
歴史の教科書で習った「禁門の変」。
実際にその場所に立ってみると、その息吹を感じて、なんとも不思議な気持ちになります。
京都御苑の中に入る前に、ちょっと立ち寄って、是非その目で見てみてください。
スポット詳細
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