「喜藏ハネ木搾りの純米吟醸酒（福岡）」伝統の製法で丁寧に作られたすっきりとした酸味と飲み口が楽しめる日本酒

「その土地に行かないとなかなか飲めない日本酒」も全国にはたくさんあります。

今回はそんなお酒、福岡の糸島市の酒造さんが醸す「喜藏ハネ木搾りの純米吟醸酒」のご紹介です。

福岡県糸島市にある「白糸酒造」さんが醸すお酒。

「ハネ木搾りの純米吟醸酒」とラベルにあるように、非常にめずらしい「ハネ木搾り」という方法で、お酒を作っているんです。

こういった木の棒に、おもりをつけてテコの原理を利用するのですが、最近は機械で搾るところがほとんどです。

こうして搾ったお酒は、木の香りとともに柔らかい味になるんです。

メロンのような甘い柔らかい香り。

口に含むと、キュっとした酸味の後に、穏やかな旨味が広がります。

雑味もなく、すっきりとした呑み口。

しゅっとしたキレ。

香りが控えめなので、どんな料理にも合わせられるお酒です。

糸島は天然真鯛の水揚げ量が日本一ということ。

さっぱりとした鯛の味に、酸味のあるこのお酒がぴったりです。

じゃこのちょっと塩味の効いたサラダとの相性が良さそうです。

伝統的な製法で丁寧に作られたお酒。

色々な食事と合わせて飲みたいお酒です。

ちょっと珍しいお酒なので、見かけたら是非飲んでみてはいかがでしょうか。

モバイルサイトデザイナー＆唎酒師。日本酒好きが嵩じて、2016年2月に唎酒師の資格を取ってしまいました。美味しい日本酒、グルメ、スイーツ、国内旅行、音楽（T.M.Revolution）を中心に、日常にちょっとでも潤いを与えられたら・・・という思いで書き綴ります。